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アジアの子どもたちのオンライン文化祭

インタビュー

概要説明

児童養護施設の子どもたちが視野を広げる助けになれば、と在京大使館を訪ねるプログラムを企画しました。参加したのは、聖園子供の家と東京都石神井学園の子どもたち。迎えてくださったのは、シンガポール大使館とリベリア大使館の大使閣下以下スタッフの皆さん。子どもたちには、貴重な体験になったようです。

駐日シンガポール共和国大使館<br />聖園子供の家

駐日シンガポール共和国大使館
聖園子供の家

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駐日リベリア共和国大使館<br />石神井学園

駐日リベリア共和国大使館
石神井学園

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コメント

駐日シンガポール共和国大使館

駐日シンガポール共和国大使館のピーター・タン・ハイ・チュアン大使閣下はニコラス・クア書記官、原澤麻子氏とともに、聖園子供の家の小学生を中心とする21人をクリスマス・イブにご招待くださった。
初めにクア氏から、シンガポールの紹介プレゼンテーションが行われ、その流暢な日本語に子どもたちは驚きを隠しきれなかった。また、プレゼンテーションに出てきた名探偵コナンのワンシーンを見て、あれがシンガポールだったかと急にシンガポールが馴染みのある国に思えてきた様子だった。
その後、大使閣下とクア氏に子どもたちから色々な質問が投げかけられた。中でも印象的だったのは、大使のお仕事は大変ですか、というちかこちゃんからの質問。大使閣下は日本に16歳で初めて来日したときから日本に親しみを感じていたこと、それから日本語を一生懸命勉強したこと、今大使として日本に戻ってきて両国のために働けることが嬉しいと言うことを話してくださり、子どもたちはいつになく集中してお話を聞いていた。
美しい中庭で記念撮影をした後、子どもたちからワークショップで作成したお礼のカードやクリスマスの飾りを大使閣下やクア氏にプレゼント。大使館からは一人一人に、シンガポールのグッズやお菓子、ジュースが入った大きな袋をお土産としていただいた。帰り支度をしてからも、大使閣下に絡みつくようにお名刺をねだったりお話を伺ったり、忘れがたいクリスマス・プレゼントになったようだった。

子どもたちからの質問は、以下の通り。

  • シンガポールの(私と同じ)8歳の子どもは、どんなことをしていますか?
  • アンパンマンなど日本のアニメは知っていますか?
  • シンガポールの代表的な食べ物はなんですか?何が好きですか?
  • シンガポールに海はありますか?
  • 1日何時間働いていますか?何年間大使館で働いていますか?
  • 日本で暮らしていて困っていることはありますか?
  • 日本で暮らしていて楽しいことは何ですか?

同行のスタッフの方より

リトルクリエイターズさんより招待をいただき、子ども達21名とシンガポール共和国大使館へ訪問させて頂きました。大使館という場所に招待して頂いたことで、シンガポールという国を肌で感じ、大使館でのお仕事をよく学べたと思います。当日子ども達は緊張した様子でしたが、大使に暖かく迎えていただき、笑顔で話を聞くことが出来ました。職員の方々も日本語で分かりやすく、日本アニメの話題や、大使館の方々の名刺、お土産も頂き、子どもたちは喜んでいました。シンガポールの食事や、子ども達の生活などの質問もでき、楽しい勉強の時間となりました。国を繋ぐ外交のお仕事を目の当たりにして将来の夢と掲げた子もいます。貴重な体験をありがとうございました。

聖園子供の家 野際良介

駐日リベリア共和国大使館

2021年駐日リベリア共和国と日本は外交樹立50周年を迎え、11月にJICA地球ひろばではリベリアに関する特別展示を行っていた。石神井学園の中学3年生の2人は大使館のザコレ・コンゴ公使に迎えられ、この展示でまずリベリアに関して勉強する機会を得た。アフリカ大陸といえば野生動物、という2人のイメージを払拭したのが資料映像で、リベリアの首都モンロビアの近代的な街や美しいリゾート地に日本と何も変わらない、日本より魅力的かもしれないと印象を受けたようだ。またダンス部に所属する2人には、映像に流れた人々が伝統音楽やダンスを楽しむ姿に圧倒された様子だった。

大使館では、ブラモー・ネルソン大使閣下初め、ジョセフィーヌ・アラデ書記官、ターシャ・ジャクソン書記官も2人を歓迎。英語での自己紹介の後、大使閣下へのインタビューが始まった。緊張しながらも丁寧に言葉を選びながら、以下のような質問をした。

  • リベリアでの伝統行事にはどんなものがありますか?
  • リベリアには独特のあいさつの方法、ジェスチャーがあると聞きました。どういうものか教えてください。
  • リベリアで一番人気のあるスポーツは何ですか?
  • リベリアで有名な食事といえば何ですか?
  • リベリアで有名な日本のアニメにはどんなものがありますか?
  • 大使として一番重要な仕事は何ですか?

大使閣下からは、リベリアも日本も米を主食としていることや、現大統領閣下が世界的に有名なサッカー選手であったことなど説明があり、子どもたちに益々リベリアが身近になったようだった。最後に大使閣下から将来何になりたいかと質問を受け、幼稚園の先生になりたい、バレーボールの選手になって活躍したいとそれぞれ答えていた。 お土産やリベリアに関する資料をたくさんいただいて、子どもたちはリベリアのことを日本でもっと知ってもらえるよう親善大使になると約束をして大使館を後にした。

訪問した子どもたちの感想文

「今日一日で知ったこと」

東京都石神井学園 ラム(中学3年)

私は今日の一日で、すごく勉強になったことがたくさんありました。最初は聞いたことがない国だったので、「リベリア?」と疑問に思うことがありました。でも一日で深くリベリア共和国のことを知れてとてもうれしかったです。インターネットとかも日本よりも発達していて、想像していたよりもはるかにすごい国なんだと思いました。写真など映像とかも見てみてすごい自然がいっぱいで今すぐにでも行ってみたい国だなと思いました。
説明とかを読めば読むほどおもしろいことやすごく勉強になることばかりで、どんどんリベリアのことを知りたくて今日も帰ったあとずっとパンフレットとかも読んでいました。
地球儀など色々な物をくださってありがとうございました。本当にすばらしい一日でした。

「私が学んだこと」

東京都石神井学園 ともみ(中学3年)

私は、初めてリベリア大使館に行き、たくさんの事を学びました。リベリアは、あまり聞いたことがなく、どんな所かも知りませんでした。しかし、初めて行ってみて、リベリアがどういう所かを知ることができました。
リベリアは、赤道に近く平均気温は27℃で少し蒸し暑い気候という事を知りました。平均気温が27℃ということは、常に夏より少し涼しい気温なので、過ごしやすいのかなと思いました。
しかし、雨季と乾季の二つがあり洗濯物を干すとき、雨などの時は、日本のように乾燥機などがないため、不便な所も多いと思いました。 そんな中でも、一番大変だなと思った事は、二つあります。
一つ目は、一人あたりの水分の量がとても少ないことです。日本のように、いつ、どこでもすぐに水を使えるわけではなく、リベリアでは、水がとても少ないため、一人あたりの水の量が大さじ2杯分しかないことです。この少量の水を、大切に使っているのは、とてもすごいことだと思いました。私も、このことを学び、水を節約し大切に使おうと思いました。
二つ目は、マラリアによる感染問題です。リベリアでは、感染症であるエボラウイルス病の流行は抑えることができたものの、慢性的にみられるマラリアが大きな問題となっています。
マラリア原虫という寄生虫をもつ蚊に刺されることによって、人に感染し、幼いこどもを中心に、リベリアでも、毎年約126万人がマラリアにかかっていることです。 今、世界でも新型コロナウイルスが感染しています。そんな中でも、リベリアの人たちは、コロナとマラリアと戦っています。そんな人たちに、たくさんの笑顔と元気を届けたいと思いました。
今回、リベリア大使館に行って、色々な事を学ぶことができました。リベリアの方とも話せて、英語で質問することが、できました。今回学んだ事を、今後の生活に少しでも生かしていきたいです。

同行のスタッフの方より

「リベリアってどこ?」リベリア大使館の訪問が決まったことを伝えた時に、子どもたちから返ってきた言葉です。しかし、当日大使館の訪問の帰途の子どもたちからは「リベリアが好きになった。」「いつかリベリアに行ってみたい。」との言葉が聞かれました。今回の大使館訪問を受け、子どもたちが異文化に触れ、異文化の事を好きになってくれたことを、私自身とてもうれしく思っているところです。
今回はこのような貴重な機会を作ってくださり、誠にありがとうございました。

東京都石神井学園 追川将太

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